令和4年1月 例会報告
令和4年1月14日
- 開催日
- 令和4年1月14日(金)
- 19時00分~20時30分
- 場所
- 川島町・巡礼のヤッホー
- 参加者
- 島勝,安崎,北原,二條,吉田,原田,
- 村田,キョウノ,田中,大高,村上

議題
1 予定行事の確認(別紙「NPO行事予定表」)
- (1) 1月から4月までの行事予定を確認した。
- (2) 2月10日(木)四国中央市でCOGY(足こぎ車椅子)の見学会を追記。
2 島勝代表理事から近況報告
(1) 3月27日,菜の花フェスタは屋外でするので,何とかオミクロンも吹っ飛ぶだろうということで,中止でなくギリギリのところまでがんばっていく。とくしまアラートが出て,県が止めるということであれば,検討しなければならない。それまでは開催するよう進めていく。
(2) 安崎さんからメールで「水環境に関する水辺の調査をしてみませんか。」が来ている。この調査は全国規模で実施するものである。20~30年前に1度水調査をしたことがある。普段水辺まで降りていくことはない。水辺まで降りて水を汲むと新しい発見があった体験であった。生きる会で子どもや孫たちを連れて行くのも検討している。
(3) COGY見学会は,吉野川市10時半発,13時着の予定である。障害がある人達の機能回復訓練に20~30台用意しているようだ。生きる会の身近にいれば,これのお役に立てると思っている。島勝代表の車で行く。「参加希望の方はぜひ,一緒に行きましょう。」とのことである。
(4) 友人の鈴木房江さんは,自身のおばあちゃんが栃木県の粟野出身である。おばあちゃんから粟野は,外国人が開拓したと聞いている。外国人というのは阿波から来た人である。粟野の隣町には粟野神社もある。全国に阿波神社は10社以上ある。粟野も多数ある。鈴木房江さんは,島勝代表から,徳島の魅力や歴史の話を聞いて,徳島に3回も来ていただいた。今度,ゴマブックス株式会社から本を出すそうで,今日,社長が来て打ち合わせをしていたようだ。
(5) ノムラさんが「歴史で町おこし」という団体で作っている,「邪馬台国は阿波とくしま」のパンフレットを使い,話をした。ゴマブックス株式会社の社長も凄く興味を持って下さった。ゴマブックス株式会社は,ごま書房から分かれた3つのうちの1つである。インターネット配信をする会社で,紙の本よりも安価で出すことができ,検討してみたくて,オグラさんとこれから打ち合わせをする予定である。
3 菜の花フェスタ第2回打合せ
以下の件について協議し,決定した。
(1) 現状報告(別紙資料)チラシを基に協議
(ア)チラシ表面の確認
- [1] 共催を一般社団法人kittamuで確認した。
- [2] NHKの後援申請について,今回は申請辞退と決定した。
- [3] 各後援,正式名称と出演者/出展者の参加可否の確認をした。
- [4] チラシ表面デザインで,1つ目の写真を美郷マルシェで使用したテントに差し替えることに決定した。
(2) 出演者についての確認
安崎様から
[1] 歯科医師会の正式名称(吉野川市歯科医師会)と講演内容を確認した。
[2] 移住者のブースは,どうするか。→残すこととした。
二條様から
[1] 阿波市に八八会があり,昔の竹づくりおもちゃ出店,「昔のあそび」で決定した。
島勝代表から
[1] 以前,折りたたみ自転車を見た。菜の花フェスタのアトラクションで使ってはとの案が出た。→折りたたみ自転車のスタッフが多忙なようであるが,スタッフに確認する。
(3) 出店者について
島勝代表から
[1] 日本そばは,倭麺工房(そうめん)に変更。島勝代表が確認した。
安崎様から
[1] 出店者については,すべて確認すべきである。
[2] 焼きそば→玉井さんに確認する。
[3] ヒノトリカゾク様,ポップコーンとキッチンカーを各担当者が確認する。
村田様から
[1] 商品の単価統一は,あるのかどうか。商工会は最終手段で出店する予定である。
[2] 吉野川市商工会青年部を後援に追加し,フランクフルトを出す。
(イ)チラシ裏面の確認
安崎様から
[1] FC徳島サッカースクールをあそび広場に追加決定した。
[2] 各出演者の舞台内容の説明,各出展者を確認することとした。
大高から
[1] 総合司会1名とアシスタント2名が顔合わせする予定確認をした。
北原様から
[1] 総合司会,アシスタント計3名の顔合わせする日程調整(2月予定)とした。
[2] 閉会の挨拶は,北原様で決定した。
(4) コロナウイルス対策について
入場者数述べ1000名を想定もしくは,入場者数制限をするか討議した。
- [1] 入場者数制限なしで決定した。
- [2] チラシにマスク着用ほか,コロナ対策の追記をすることに決定した。
- [3] 南入り口1箇所に受付を設置し,手指消毒と検温することに決定した。
- [4] 手指消毒は,バイオマイスターに決定した。
- [5] 舞台で30秒程度,バイオマイスターの商品宣伝をする予定とした。
(5) チラシの基本的なスケジュールについて
[1] チラシの出来上がりから配布までのスケジュールを,早々に決めておくべきではないか。という意見があった。→来週水曜日までにすべて確認を取り,チラシに反映させるようにする。チラシ完成後,スタッフで打ち合わせを行う。というスケジュールを組む。
[2] チラシは5,000部印刷するので,自治会を通じて回覧板形式で,吉野川市全戸に配布する。3月9日(水)に自治会が配布できるように送る。
[3] 吉野川市の広報(3月)に掲載していただくため,1月中に商工課に連絡する。
4 報告事項
(1) 桐事業
島勝代表理事から
[1] 今年の目標は3,000本だが,1,000本までは販売したい。桐の苗を現時点で桐の苗350本が売れている。高松の人から50本の注文があり,高松まで苗を持っていったが,翌日アパマンショップ鴨島店に返品してきた。
[2] 日亜化学工業株式会社からは,100本で受注している形ではあるが,先方の都合で,納品日は決まっていない。
[3] 身の回りから広げて行き,実績を積み上げていきたいとのことであった。
[4] 先日,東京,大阪,名古屋で,3%の会という,JALのパーサーが作っている全国的な会で,桐について30分程度話してきた。
二條様から
[1] 愛媛県に,四国電力の火力発電所で植林している所があるが,そういった所へコンタクトできないかという案が出た。
安崎様から
[1] 桐事業は1つぐらい実績がほしい。セブンイレブン様に報告があるので,是非,実績を上げたい。
(2) 農業ほか
島勝代表から
[1] ブレインワークスが,アグリマスターズという会社を設立して,全国展開中,10企業が参加している。1,000万で設立後,1,000万の増資をして,農業関係の人たちを応援しようとしている。事務局から「ブレインナビ」の閲覧サイトURLを配布するので,是非,閲覧してほしい。
[2] 今年7月に北海道の仁木町に行こうという計画を立てている。昔,吉野川市と仁木町は姉妹都市であったが解消された。現在,仁木町は盛り上がっていて知名度が高いので,姉妹都市を復活させたい。川島の仁木竹吉さんが開拓した場所であり,つながりたいと思っている。
[3] 情報誌「いのち輝く」巻頭から,メディアドゥの藤田さんが,Bリーグに参加する記事を見た。藤田さんのゆずの本を読み,凄いなと思い,先日,木頭へ行ってきた。桐で収益が上がるような提案をしたいと思っている。前述のゴマブックスやメディアドゥとも繋がれば面白くなると思い動いている。
[4] 「いのち輝く」に,フレイル予防のためには,食事で栄養をきちんと摂らなければならないと記載されている。我々もその意識を持つようにしたい。ボケも栄養素の問題である。石井にある自然農法のグループでは,若い人が大勢勉強に来ているようだ。
(3) 木村式自然栽培
吉田様から
[1] 11月19日羽咋市への木村式自然栽培実行委員会5名で視察に行った。自然栽培のまち羽咋市はJAが自然栽培に取り組んでいる。メンバー46名が1つになり自然栽培をしていて,UFOでも有名である。
[2] 意見交換会で良い情報を得た。期待して行ったが驚いたのは,専業で生活されているのは46名のうち2~3名であるということ。ぶどう農園を営むスナヤマさんは,ご苦労をしている。作っている干しぶどうの値段を聞いて驚いた。1,000円する。同じ物をぱんぷきんさんでは,500円で売っている。1,000円では当然売れなくて,行き詰っている。自然栽培,自然農法,自然の物が何故良いのか,必要なのか,という啓蒙活動ができていない。一般の方は,有機栽培,オーガニックで満足している。
[3] 先日,JAの中心的な方に「啓蒙活動は,どういうことを考えているか。」と,お電話して聞いた。しかし,具体的には進んでいないと回答があった。こちらからご提案として述べた。農業として直球では難しいであろう。そのためには食育として訴えるのが良い。学校教育では食育は行っていないので,食育の根本な意義を知らない。ならばシニア層ということで,死因に関するアンケートをとると「老衰で死にたい。」が100%だった。実際には,10人1人の死因が老衰である。何故かというと世界の長寿でしられる沖縄県の八重山諸島の人は100歳超えても元気でボケ老人もいない。そこの共通点を実践するという啓蒙活動の方法を提案させていただいた。
[4] 徳島には,世界を代表する傾斜地農業遺産があり,日本の食文化の発祥地でもある。徳島と羽咋市が手を結び,一緒にできれば非常に大きな事ができるのではないか,ということで,提案をしようと考えている。
島勝代表から
[1] 阿波古代の歴史から徳島は農業の発祥の地である。それも含めて広めていきましょう。とのことであった。
(4) 出前授業
大高から
[1] 1月12日,認定こども園めぐみ幼稚園・めぐみ保育園で島勝代表,安崎様,二條様と大高で,「クジラ家族の悲しみ」の出前授業を実施した。3歳児~5歳児まで,80名の園児が,30分強のお話を正座して聞いていた。ジョージくん,マミーちゃんの名前を覚えていたこと,質問の挙手が多かったことに驚いた。「何故,海の中が汚れてきたのですか。」の質問に,島勝代表が,3Rとプラスチックゴミを再生する工程を教えた。はやし子ども園とかきはら子ども園の園児も,お話を30分間集中していたことに感動した。出前授業後,事務所で園長先生から「外部の人たちが講演していただくことは,子どもたちにとっては,新たな気づきになります。」と御礼の言葉をいただいた。この活動を吉野川市の西部に広めていきたい。こども絵画展への参加をお願いし,併せて,出前授業の受講依頼をする予定である。できれば,この活動を広めていきたい。
安崎様から
[1] 1月20日午後6時から1週間,日本中央テレビ様が,めぐみ幼稚園での出前授業を放映すると報告があった。
(5) その他
原田様から
[1] 未来創生部会での話として,徳島大学の矢部教授と眞鍋自転車店の眞鍋さんが,自転車を使って,列車で徳島市から吉野川市まで来るという,ツアーの実証実験を行ったという報告があった。配布資料(記事が掲載された読売新聞やアメリカの英字新聞)あり。
[2] 2月1日,とくしまDXフォームが開催される。CARDANOというブロックチェーンがあるが,国もこのブロックチェーンを推進している。地方ではこれを話せる人がいないので,徳島県DX推進課から,講演依頼が来て登壇することとなった。オンラインもあるので,お時間があれば視聴してくださいとのことである。
[3] ZOZO TOWNの前澤社長の寄付募集で500万円当選したもの,登山道と阿波山川駅のトレイ改修に充てた。青年部で高越登山を市と連携しツアー化したい。12月初旬に市と商工会の局長がガイドをしながら,時間測定や各スポットの調査し高越登山をした。山川から登り美郷に回り,「たねのや」に降りる。登り1泊にするか検討している。大学とも連携しながら,自転車や登山のツアーを考えている。サイクリングコースもできるし,いろんな案を少しずつ進めている。イベントに自転車を絡めたりできる。
[4] 例えば善入寺島を自転車で移動するなども考えている。菜の花フェスタや歴史ツアーなど,生きる会と関わるキッカケもあると思う。自然のままのツアー化を考えている。
[5] ツアー客の宿泊と飲食が課題であるが,飲食は,出張シェフを出すことで解決できる。宿泊は,ゲストハウスという小さな宿泊施設を山川で作ろうとしている。徳島大学とKittamuが連携しツアーパックしている。
安崎様から
[1] 徳島でしかないモノが,たくさんある。皆さん興味があることを知った。
二條様から
[1] 阿波市でも古民家があり,自由に利用できるが,改造費の問題もある。
北原様から
[1] 御所温泉が売れずに困っているようだ。内装も半分以上駄目だということである。
島勝代表から
[1] 矢部教授の発言が凄いなと思った。県も教授の言葉がささると感じた。
[2] ツアー客を古民家に宿泊できれば良いと考えている。旅行業の免許を取る予定である。
[3] 12月1日水曜日から三野町加茂宮で宿泊所を管理している。「3名程泊まれる,来られる人は来てください。」とのことであった。
[4] 美郷温泉も閉めた。4月から半年間で水道パイプが破損した。古い物件は早く処分することだ。温泉は水を止めると駄目になるということだ。
「みんなで協力して,まちを元気にしましょう。」と最後に,まとめて例会を終了した。