部門別事業内容
(NPO法人 JCI Teleworkers' Network)
1 印刷物の作成
- 印刷物の制作を受注し,入力,製版,印刷,製本。
- 点字シール貼付名刺,500ページの冊子,横断幕まで対応。
- 年間 約200件。




2 データエントリー
- データベース構築用データ・Webショッピング用コンテンツの作成,紙データの電子化,議事録などのテープ起こし。
- 全ての作業を,ネットワーク環境を活用したテレワークで行える「仕組み」を構築。



3 Webサイト・システムの設計・開発
- 依頼者との協議による基本設計から,Webサイトの制作,開設作業,開設後の維持・更新作業,自主運営までの支援。
- アクセシビリティJIS完全対応。





【管理運営】徳島県教育委員会・特定非営利活動法人JCI Teleworkers' Network
4 パソコン要約筆記者の派遣
- 手話が理解できない聴覚障害者の「聞こえ」を保障するために,講演会・講習会での講義内容を,その場でパソコンに入力し,プロジェクタを通して,スクリーンに投影。
- 本会が運営するIT講習会のほか,各種フォーラム・研修会,聴覚障害者のグループ研修などにチームとして派遣。



5 イラストレーター業務の始動
経緯
2019年,新しい「才能」2名が入会した。



趣味で定期的にイラストを描いています。元々は手描きでしたが,2年程前からiPadのMediBang Paintで描いています。 柔らかいタッチのアニメ系イラストなどを好んで描きます。 作成したイラストのいくつかはJCIを通して地元のスーパーチェーン「キョーエイ」の資源リサイクル事業(はっぴぃエコプラザ)のチラシに採用されました。

放美展 優秀賞作品 『マインドバグ(心の虫)』
使用したソフト:CLIP STUDIO PAINT
制作時間:約3~4週間程
作品説明:この虫は、アメーバのような単細胞生物などをモチーフにしました。そして、虫(Bug)と欠陥(バグ)をかけ合わせて表現してみました。 虫から手のようなモノが周りのよく分からない他人の心(四角や丸)に触れているように描いてみました。 あとはご想像にお任せしております。
イラスト素材作成業務の受注
- 高松市のエーアールシステム株式会社から,「香川県歯科医師会が,啓発動画をリニューアルするに当たり,動画中に出てくるキャラクターやオブジェクトのイラストを作成する業務」のオファーがあり,トライアル受注(業務を先行し,納品後,両者合議のうえ,料金を決める。)した。
- テレワークコーディネーター(事業部長が担当)が指導し,先の2名が実作業を担当した。


6 災害弱者の命を救う発泡スチロール製シェルターの普及・啓発活動
導入の経緯
- ここ数年,予想を超える天災が頻発する中で,災害弱者(障害者・高齢者)が,被災時に「命」を守り,その後の避難生活を生き延びるための「備え」について,模索と失望を繰り返していた。
- 令和元年末,静岡市の「株式会社小野田産業様」が開発した「災害用シェルター・SAM」を知り,すぐさま,静岡に出向き,開発スタッフと現物に会い,探していたものであることを確信し,その場で,1基,発注した。
- 納品日の2020年2月7日,JCIの事務局で「納品セレモニー」が実施された。


シェルターの2基目の導入(車椅子常用者対応カスタマイズ)
- シェルター2基目を発注し,小野田産業の開発スタッフと,JCIの障害当事者のスタッフが協議し,車椅子常用者対応カスタマイズを実施した。
- 完成したシェルターは,JCI障害当事者スタッフ宅に無償貸与し,モデルケースづくりを開始した。

7 生活支援ロボットコンテストへの参画
Global Innobation Challenge 2020 生活支援ロボットコンテスト
- 高齢者,障害者支援ロボット分野における技術開発,製品化の推進などを目的に,2020年9月に茨城県にて第1回を開催予定。(年2回開催とし,10年程度の継続を見込む。新型コロナウイルス感染拡大の影響により,2021年5月以降に延期。)
- JCIでは,障害者・高齢者で構成されている団体として,有用な情報を提供するなど,主催者を支援。必要に応じて,他の障害者・高齢者団体ほかとのネットワークの構築などを担当。



